古いオルガンの修理をするかどうかの検討のため、少し分解してみました。

古いオルガン@東洋マーク

昭和19年の、ヤマハオルガンです。第二次世界大戦中のものです。

古いオルガン@東洋マーク

古いオルガン@東洋マーク

普通なら、鉄のバネがついているところですが、鉄のかわりに竹のバネがついています。赤の矢印で示したところです。竹のものさしのようなものです。もうへたっていて、バネの役は果たしていません。

バルブのガイドの金属のピンも、竹ひごでつくられています。

古いオルガン@東洋マーク

致命的なのは、リードを差し込む、リードケースです。板に溝がほってあり、リードをぴったりとはさみこみ、空気が漏れないようにしてあります。しかし、このケースが破壊されているのです。

原因はなんと、リードの台座が腐食して、5-6倍ぐらいに膨張し、そのために先にのべたリードケースを突き破ってしまったのです。さらに、このリードケースの一部がハチの巣になっていました。

古いオルガン@東洋マーク

リードの台座は普通は真鍮です。しかしこのオルガンでは、アルミニウムで代用されています。

このことが致命的なので、修理はしないことにしました。直すことはできても、手間も費用もかかり、しかも出来上がったものにさほど値打ちがあるとは思えないからです。残念ですが。

昭和19年。戦争も末期で、金属も不足したのでしょう。それでもオルガンを作っていたのですね。音楽的には楽器としての価値はなくても、歴史的にはこのようなオルガンもあったのだという、博物館的な価値はあるかもしれません。それなら、このまま保存するのが一番でしょう。

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