5月3日、祭日で、どこにも出かけることなく、工房でプレイエル(PLEYEL)というフランスのメーカーの古いピアノの修理にとりかかりました。100年ほど前の製品です。倉庫で長い間眠っていたので、塗装がずいぶんいたんでいます。以前の持ち主のところで雨漏りがしていたのか、斑点ができています。寄木細工の立派なピアノだけに、残念です。できるだけきれいに、直したいとおもっています。

今日は、大屋根を、ペーパーで削ってみました。まず120番で。次に360番で。まあ、なんとか斑点はとれそうです。両手にペーパーを持って、磨きました。胸の筋肉がつきそうです。塗料や木の粉を吸い込むので、体にはよくなさそうです。

古いピアノで、もともとが手作りでしょうから、サンダーなどの機械を使うのは、製作者に失礼だと思い、手で磨きました。一日かかりました。

これから、ちょとづつ、直していきます。その様子を、またご紹介いたします。

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