左から３番目が笹部新太郎さん、右の前が祖母
先だって、旧国鉄福知山線の廃線敷のハイキングのことと、白鹿記念博物館のことを書きました。そこで、桜守として有名な笹部新太郎さんと、私の祖母のことについて、ちょっとだけ述べました。
１９６０年頃まで、笹部さんの家と、祖母の家が隣同士だったのです。笹部さんの家のそのまた向こうが、西天満小学校でした。笹部さんは気難しい人で、祖母とだけは話もするけれど、それ以外の人とはほとんど口をきかないと、聞いていました。しかし、私は笹部さんの顔を見たこともありませんでした。きっと怖そうな人だと思っていました。
矢印の男性が笹部新太郎さん、矢印の女性が祖母
ついこの間、白鹿記念博物館で、はじめて笹部さんの写真をみました。にこやかで、やさしそうな人でした。その後、私の父の家に行き、祖母のアルバムを見ました。その中で、これらの写真を見つけました。紛れもなく笹部新太郎さんが写っています。
左の女性が祖母
また偶然、廃線敷のハイキングで私がとった写真と、同じアングルの、同じ７号トンネルの写真がありました。和服の祖母が、楽しそうにトンネルを通り抜けて出てきたところです。
今は廃線になった、７号トンネル
そういへば、この桜の園に行く道路はなく、汽車の来ないことを見定めて、線路を歩いていたと、聞いたことがあります。やはり本当だったのです。
（この記事の当ブログへの掲載については、白鹿記念博物館の了承を得ています。）
（ここに掲載の写真について、お顔はぼやかしてわからないようにしていますが、もしもご縁のあるかたで、これらの写真をご希望の方には、コピーをお渡ししたいと思います。ご希望の方は、 tamanyan101@gmail.com にメールでお知らせください。）
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