桜スタイル展示会ちらし
招待券を貰ったので、白鹿記念酒造博物館に行きました。記念館と酒造館の二つの建物があります。記念館では「笹部さくらコレクション 桜スタイル」という特別展が開かれていました。桜の研究家、日本の桜を守った人として、とても有名な笹部新太郎さんによる、桜に関する美術品などのコレクションの展示です。
笹部新太郎さんは、ちょうどこの前にここで紹介した、旧国鉄福知山線の武田尾駅から生瀬駅に至る廃線跡に沿った所に、広大な桜の演習林をもっておられました。
記念館
また、１９６０年までは大阪市北区小幡町、西天満小学校のすぐ横にお住まいでした。その隣が、私の祖母の家でした。そんなことで、わたしは子供のころから笹部さんのお名前は知っていました。しかし、お会いしたことはありません。現在は町名が西天満にかわっています。笹部さんはその後、神戸の岡本に引っ越されたそうです。
酒造館
笹部さんが桜の研究者であることは、知っていましたが、このような桜に関する美術工芸品の収集家であることは、はじめて知りました。
庭と駐車場
駐車場の横の庭に、大きなお釜がいくつも伏せて置いてあります。何かなと、前から思っていました。今日、酒造館での展示を見てわかりました。お釜の鉄分がお酒に入らないように、伏せて熱して、漆を塗るのだそうです。多分、・・・要は錆びないようにしているのだと、思います。その作業の時の風景を、庭に再現しているのでしょう。面白い景色です。
酒造館前庭
酒造館横の路地
酒造館に行くと、記念品として白鹿の１合ビンを一本もらえます。
（この記事の当ブログへの掲載については、白鹿記念博物館の了承を得ています。）
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