沖縄　今帰仁城址

今帰仁城址の石垣

１月の中旬、桜の花のちらほらと咲き始めた、沖縄の今帰仁（なきじん）城址に行きました。残念ながら、リーフではありません。バスで行きました。バス停から上り坂をしばらく歩きます。

今帰仁城址から海を望む

丘の上に突然、今はもう石垣しか残っていない、今帰仁城址が現れます。まるで別世界です。再建された、あでやかな首里城とは対照的な荒々しい雰囲気が漂っています。築城年代は明らかではないが、１４世紀頃にはすでにあったそうです。国指定の史跡であり、さらに世界遺産にも登録されているそうです。

城の上から海の方を眺めました。サンゴ礁の彼方。リーフに白い波が寄せています。素晴らしい眺めです。

今帰仁城址鳥居

このい石柱は、鳥居の柱です。「戦前に沖縄各地のグスク（城）が公民化教育の一環として御嶽（うたき）やグスクが神社と同一化され、鳥居が建立された歴史がある。この鳥居もこのような歴史を伝えてくれる貴重な文化財である。今帰仁村教育委員会」と、記されています。

今帰仁村歴史文化センターにて

城址の傍らに、今帰仁村歴史文化財センターがあります。いろいろな資料が展示されています。そのなかで、西暦表示の文書類が目を引きました。しばらくして、納得。これらの文書は戦後のアメリカ統治時代のものですから。

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