社長の挨拶

株式会社東洋マーク製作所社長の山本篤です。

私共は、車のステッカーとアルコールチェッカーを両輪として、これまで歩んで参りました。昭和37年の創業以来、半世紀にわたり、この分野を進み続けることができたのは、ひとえに皆様方のお陰と感謝しております。
現在、日本全国のオートバックス様、イエローハット様などのカー用品大型量販店での店頭販売、楽天、Amazon、Yahoo!などでのネット販売を通じて営業を展開、研鑽と努力を続けております。

社業に邁進している中で、私が絶えず懸念していますことは、CO2削減・地球温暖化問題と、飲酒運転や悲惨なクルマの事故です。それらの課題に、どう向き合うことができるのか、私共のささやかな力でもサステナビリティーに貢献できることはないだろうかと、日々考えを巡らしています。

そのソリューションの一つになったのがＥＶ（電気自動車）との出会いです。若い頃から車大好きの私は、空気の汚染や騒音に対しては、現時点では電気で走る自動車が極めて現実的で有効だと考え、さっそく某メーカーのＥＶ（電気自動車）を導入。実際に乗ってみるまではＥＶの性能に懐疑的でしたが、その疑問はいっぺんに吹き飛びました。

電気モーターとリチウムイオンバッテリーで牽引するすごい走りと静寂性、やがて枯渇する化石燃料のガソリンやディーゼルを一滴も使わないゼロエミッション、リッター換算100kmの超低燃費、エコロジー＆エコノミーのWエコ。日本をはじめアメリカ・ドイツ・スウェーデン・フランスなど世界の各社が開発にしのぎを削るＥＶは、もはや物好きのためのオモチャではなく、ガソリン車にも劣らぬ優秀な性能を持っているのです。

また、1991年より国土交通省が推進しているＡＳＶ（先進安全自動車）プロジェクトから生まれた緊急自動ブレーキ等の先進的な安全装置が浸透しつつある現在、ＡＳＶの普及は、これから特に高齢化が進む中で重要な課題となってきます。新しい交通安全システム社会には、ＡＳＶを搭載したＥＶが行き交うだろうと想像します。それでも絶えない飲酒・残酒運転の問題には私共の取り扱っていますアルコールチェッカーも、ＡＳＶ（先進安全自動車）プロジェクトに重要な一翼を担うことができると信じ、更なる性能向上に向けて弊社社員一同、一層の努力を続けて参ります。

日頃の皆様のご指導、ご鞭撻そして御愛顧を深く感謝いたします。

2015年9月吉日